フリーランスにとって報酬の遅延は必要な資金の捻出だけでなく、生活自体にも大きく影響してきます。
できるだけ避けたい所ですが、実際には報酬の未払いや減額などといった不当な扱いを受ける事も多くなってきます。
しっかりとした取引き先であればこういった事は起こりにくいのですが、企業と違い立場の弱いフリーランスでは初めから支払うつもりが無いような悪質なクライアントがいるのも事実。
報酬の未払いするようなクライアントとは取引しない事が一番の解決策ではありますが、取引先の調査は時間と手間がかかり、そこに時間と費用を割く事はなかなかできません。
ですが、報酬の未払いはどんなケースがあるのかを知って置くだけでも対応がしやすくなります。
この記事では報酬の未払いのパターンと一般的な対応策について解説していきます。
『もし、今の仕事の報酬未払いだったなら』とシュミレーションして置くことも大切なリスク管理なので、ぜひ参考にしてみてください。
報酬の未払いの原因は主に次の3つ
①取引先の人為的なミス
②取引先の収益の悪化
③もともと報酬を支払うつもりがなかった
取引先の人為的なミス
フリーランスの場合、取引先もフリーランスである場合も多くこの場合は取引先の方も作業に追われ支払いを忘れてしまっている場合があります。
その場合は、支払いについて確認の連絡をこちちからしておくと〇。
できれば、支払いの少し前に報酬の支払日について確認する旨を伝えて置くと取引先も未払いとならないので、お互いに気持ちよく仕事をする事ができます。
何かの連絡のついでに『報酬の支払いは〇〇でしたよね?』程度に確認しておきましょう。
取引先の収益の悪化等の場合
取引先もフリーランスの場合は取引き先もしくはその先のクライアントからの支払いが遅れている可能性があります。
予算ぎりぎりで運営しているので、自転車操業状態となっています。
何かのトラブルで一時的に資金難となっている場合もありますが、続くようであれば新しい取引先の開拓を進めた方が安全です。
もともと支払うつもりがなかった
これはもともと支払うつもりがなく、納品した時点でクレームを出して支払いをしない場合です。
この場合は対応自体は普通なので納品するまではわかりません。
対策としては、きちんとした企業案件を開拓しておく事とクラウドソーシングサイトでの案件も一定数こなしておく事です。
クラウドソーシングサイトでも悪質な案件はありますが、クライアントは先払いとなる為未払い金が発生する可能性は低くなります。
フリーランスで生活を安定させるには保険も検討しよう
フリーランスで企業案件を取れるようになると報酬も安定してきます。
ただ、企業であっても収益の悪化や悪質な案件があるのも事実です。
そこでおすすめなのが『URIHO』というサービスです。
URIHOは月額9800円から売り掛け金に保険をかけられるサービスです。
取引先がフリーランスの場合は適用できませんが、報酬が売り掛け金となっている企業であれば利用する事ができます。
取り扱う企業案件が増えてきたら検討してみるのも良いと思いますよ。